パリのカフェをつくった人々 (中公文庫)



パリのカフェをつくった人々 (中公文庫)
パリのカフェをつくった人々 (中公文庫)

ジャンル:旅行,観光,トラベル,旅行ガイド,海外旅行,観光情報
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大学受験用に読ませましたね

書いてあることは、それぞれ興味深いものですが、並行してシムノンの「メグレ軽視シリーズ」と合わせると、いっそう内容が引き立つ感じです。パリを散歩すると必ず行き当たるのがカフェやブラッスリー、それにレストランで、玉村氏の文章からも、シムノンの文章からも、その生態がほのかに立ちのぼります。「あぁ、パリはこうなのだ」と感じさせる文章なのですね。
玉村氏のそれは、旅行ガイドや滞在記には求め難い、パリジャンの日常の姿をかいま見ることが出来る、そういう文章です。それに、彼の文章は時に大学入試に出ることがあるようなので、息子と読み合わせをした次第ですが、息子も講釈を垂れるぐらいに入れ込みました。結局は出なかったけれど、読んだ価値はじわりと息子にしみ込んだようで、それはそれで良かった。
意外なるパリのカフェ

 1992年に出た『パリ物語−グルメの都市をつくった人々』の文庫化。
 パリの町を彩るカフェやブラッスリー。しかし、意外なことにカフェのオーナーの8割はオーヴェルニュ人。ブラッスリーもアルザス人によって経営されている。店員もほとんどがその地方の出身者であるという。つまり、我々が「パリそのもの」だと思っているカフェ・ブラッスリーは、本来はまったくパリのものではないのである。
 これはどういうことなのか。玉村氏はさっそくオーヴェルニュを訪れて調査を開始する。フランスの山岳地帯であるオーヴェルニュから、人々がどのようにパリへ流入したか。彼らが「カフェ」という分野で成功できたのはなぜなのか。ブルターニュから運ばれる牡蠣、アルザスから伝えられたブラッスリーについても同様に謎解きがなされる。
 その手腕は見事。非常に説得的な内容で頷かされることしきりだった。
 ふとした謎から意外な真相をつきとめる。玉村氏の良さが凝縮されたような一冊だった。
カラー版でおしゃれー。

実物をみてびっくり!
おしゃれカフェにおいてあってもいいのではとゆう、きれいな写真とおいしそうな文章です。
玉村さんの本、たくさん読みましたが、これはほんとに女性向きの本ナンバーワンではないかしら・・。



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